3,000億円 (2030年度5,000億円)山形銀行グループは、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域の成長に責任を持つ企業として地域の課題解決に真摯に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。取引先との経営課題に関する対話率コンサルティング支援件数サステナブルファイナンス実行額累計自治体との協働件数エンゲージメントスコア政策投資株式の純資産比保有割合供 与 の防止、サイバー攻撃に対 するセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢強化についても引き続き取り組んでまいります。当行は、職員の安定した生活やキャリアにおける成90%740件- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -長機会の提 供を経営理 念に掲げております。人財は、競争力の源泉であるとともに、企業価値向上および地域 経 済 発 展に資する重要な資本であるとの認 識のもと、人的資本の充実は、経営戦 略を力強く推し進めていくための重 点課 題と位置付けております。こうした中、2030 年長 期ビジョンに向けた人事部門の取り組30件みにおいて、2023年5月、「プロ人財としての成長・活躍」、「挑戦・キャリア自律」、「ダイバーシティ推進」をコンセプトに人事制度を改 定しました。従 業 員エンゲー68点ジメント向上を図り、職員一人一人の成長・生産性の向上を通じて、当行ならびに地域経済の成長・発展、そして持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。12% (2028年度10%未満)挑 戦 する企 業 風 土の 醸 成とエンゲージメント向上への取り組みの一つとして、当行グループ全役職 員参加型の取り組み「X-Labo(クロスラボ)」を開始しました。2024 年度下半 期には、ビジネスアイデアコンテスト「ビジネス創造プロジェクト」を開催し、行内から92件 のアイデ アが 寄せられました。2025年2月からは、対 話を 通してコミュニケーションの 活 性 化を目指 す「やまぎんコネクト」を開始しております。人財の多様性を高めることは、人事戦略の大きな柱になります。組織において、豊富な人財は必要ですが、一人一人が多様な視 点を持つこと、そして専門性を深掘りし、プロフェッショナルな人財を育成することも重要です。職員全員が多様な視点を持ち、それぞれの持ち場で専門性を発揮し、かつベクトルを合わせる環境づくりにも引き続き注力してまいります。同時に、多様な人 財 が 能 力を最 大 限に発 揮 するためには、職 員自身が心身ともにポジティブに健 康で 働くことが できる環 境を整えることも重 要となります。当行では、2017年10月に「やまぎん健 康宣言」を制定し、健康意識向上、メンタルヘルスケアの強化、運動機会 の 増 進を柱とし、職 員およびその家 族 の 健 康 増 進 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -K P I ‒ 2 0 2 6 年 度 ‒KPIKPIKPIKPIKPI 1 2 環境保全と気候変動対応3 豊かな地域社会の実現4 従業員エンゲージメント向上5 コーポレートガバナンス強化地域経済の持続的な成長・地域産業の育成す 。また 、「 2 0 3 0 年 度 まで に カーボ ンニュートラル(Scope1・2、ネットゼロ)」を目標に掲げ、再生可能エネルギーの活用や営業車両のEV化や削減などを進めるとともに、Scope3の算定にも取り組んでおります。また、地 域 経 済 の持 続 的な成長に向けては、2012年7月より「山形成長戦略プロジェクト」をスタートさせており、2017年2月からは、地域経済の持続的な成長と地 域 産 業の育成に向け、専門 機 関と協 働で 製 造業の課題解決に取り組む「<やまぎん>ものづくり技術力向上支援プログラム(MSP)」を継続的に展開しております。当期からは、地域共創を促進すべく、山形成長戦略プロジェクトを通じて積み上げた知見やノウハウを活かし、自治 体との地 域 活 性化に向けた協 働 事 業を展開しました。これまで以上に多様化・複雑化する地域やお客さまの課 題 解決を図るため、高いコンサルティング機能と専門性を発揮できるプロフェッショナル人財の育成を強化するとともに、マネー・ローンダリングやテロ資 金山形銀行の目指す方向 VISIONサステナビリティ方針5つのマテリアリティ( 重 点 課 題 )3 0挑戦する企業風土の醸成とエンゲージメント向上成長と変革の土台構築とプロフェッショナル人財の育成
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