山形銀行統合報告書2025 :: Pro-Act
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VISIONに取り組んでいます。健 康 経営は、人的資本経営の土台にほかならず、企 業 経営を行っていくうえで 組 織の根幹を成 す 非常に大 切な部分であるという認 識のもと、地 域のみなさまの 健 康 増 進に対 する積 極 的な支援にも取り組んでまいります。当行では、より一層の企業価 値向上を目指し、PBRの改善に向けて、「収益力の強化」、「財務レバレッジコントロール」、「株主資本コストの抑制」、「利益 成長率の向上」に取り組んで行くことを公表しております。利益成長率とROEを高めることで、PBR1倍以上の水 準を目指しており、長計でROEの数値目標を、長計最終年度の2026年度に3.5%、長期ビジョン達成年度としている2030年度には(連結)5%としております。企業価値向上の実現に当たっては、利益の向上とともに、株主への還 元を充実させていくことが必要であり、重要な経営課題であると認識しておりますので、サステナビリティ経営や株 主・投 資家とのエンゲージメント強化により、株主資本コストを抑制しつつ、人財やデジタル、新事業などへの適切な投資を通じたグループの総合力の強化により、利益成長率の向上に努めてまいります。当行の存在意義は、地域の発展に貢献していくことであります。これからも、社会の重要な一構成要素であるという社 会 性を認 識し、さまざまなステーク・ホルダーの要請に応えつつ、社会の維持と発展に貢献してまいります。利益を出し、株主価値を見出し、そして従 業 員と地 域社会に還 元すること、まさに、当行が 経営理 念に掲げる「地 域とともに成長 発 展し、すべてのお客さまにご満足いただき、行員に安定と機会を与える」であります。お客さま、株主のみなさま、地域社会、従業員とその家 族 、すべてのステーク・ホルダー のみ なさまとともに、ご 期 待にお応えできるよう努力しな がら、持 続可能な成長発展に向け全力で取り組んでまいります。引き続き、みなさま方からの温かいご支援と変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申しあげます。 3 1 山形銀行の目指す方向人財やデジタル、新事業などへの適切な投資でグループの総合力を強化利益成長率の向上を目指す企業価値向上へ向けた取り組みステーク・ホルダーのみなさまとともに

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