山形銀行統合報告書2025 :: Pro-Act
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 環境保全活動 2008年12月に制定した「環境方針」および「環境行動指針」について、2021年12月、サステナビリティの要素を盛り込んだ内容へ改定いたしました。環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけ強化を目的とするとともに、本環境方針のもと、これまで以上に積極的かつ継続的に環境保全活動を行ってまいります。 森林整備と環境負荷軽減に向けた取り組み2025年6月、山形県より感謝状を拝受山形銀行は、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域社会の一員として企業の社会的責任を果たすべく、持続可能な地域社会の実現に向けた環境保全活動に継続的に取り組んでまいります。❶ 環境保全に関連する法律、規則、協定などを遵守します。❷ 持続可能な地域社会の実現に向け、省資源、省エネルギーを推進し、環境に配慮した活動の実践により環境負荷の軽減に努めます。❸ 環境保全に配慮した金融商品および金融サービス等を通じて、環境保全に取り組むお客さまを支援します。❹ 環境保全や気候変動問題に対する取り組みを推進するための体制を整備するとともに、役職員一人ひとりが環境に関する認識を深め、地域社会の環境保全活動に取り組みます。❺ この環境方針を役職員全員に周知徹底し、一般にも公開します。 ATM相互利用サービス「ぐるっと花笠ネット」で業務提携している山形信用金庫、米沢信用金庫、新庄信用金庫、鶴岡信用金庫と連携し、2010年度より植栽や下刈りなどの森づくり活動を行っております。2024年度は、新庄・山形・鶴岡・米沢地区において活動を行いました。本活動におけるCO2森林吸収量は、2024年度実績0.87 t-CO2(山形)、0.20 t-CO2(新庄)、となりました。 2010年度より、当行、山形県、公益財団法人やまがた森林と緑の推進機構とともに協定を締結し、やまがた絆の森(やまぎん蔵王国定公園の森)として県内で初となる企業資金提供型森林整備事業に取り組んできました。本協定に基づく2024年度の取り組みは、整備面積47.90ヘクタールにおける間伐作業として、年度内CO2森林吸収量415.99t-CO2となりました。金融業務を通して豊かな自然環境を守るとともに、気候変動への対応に取り組み、環境への負担軽減に努めてまいります。環境方針環境行動針指再生可能エネルギー由来の電力を導入Web口座開設件数に基づく寄附を実施やまがた絆の森(やまぎん蔵王国定公園の森)TOPICS ❶ 2024年1月、当行における脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、東北電力が提供する山形由来の再生可能エネルギー「やまがた水力プレミアム」を導入しております。CO2削減効果が大きい店舗より先行して使用を開始し、旅篭町ビル、事務センター、研修センターにて導入を完了しています。TOPICS ❷ 2024年11月、SDGsへの取り組みの一環として、「〈やまぎん〉Web口座」の新規開設および切替件数に基づき、森林保全に資する活動を支援するため、山形県が運営する「やまがた社会貢献基金」へ寄附を行いました。「〈やまぎん〉Web口座」は、新規開設および有通帳から切り替え1件につき100円をSDGsに取り組む団体へ寄附する商品として2022年1月より取り扱いを開始しました。持続可能な社会実現に向けて SUSTAINABLE EFFORT森林保全活動ぐるっと花笠の森4 6環境保全と気候変動への対応

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